ケトルベル・キングスのベル、アマゾンで販売開始!!!

スポーツベルの王様(キング)といえばケトルベル・キングス(Kettlebell Kings)社のベルです。

(Photo credit: Kettlebell Kings)

アメリカで現在最も信頼され最も売られているスポーツベルはKettlebell Kingsブランドのベルです。
そのケトルベル・キングス社のスポーツベルが、アマゾン.jpで簡単に購入できるようになりました!!
アマゾンの商品ページはこちら(←クリック)からご覧ください。

私たちOKCとOKCTokyoのジムそしてOKCとOKCJの主催するイベントでは全てケトルベル・キングスのベルを使用しています。写真はOKC主催のカリ・オープンとOKCJ主催のジャパン・チャンピオンシップの時のもの。全部ケトルベル・キングス(KKings)のベルです。


2015年のカリ・オープンにGS界のモンスター、セルゲイ・ラチンスキーが参加した時、KKingsのベルで競技し、その完成度の高さに驚き、ロシアのサンクトペテルブルグに2店舗ある自分の経営するサンクト市最大の総合ジム”ユーロ・フィットネスクラブ”のベルを、できれば全てKKingsのベルで揃えたいと言ったほどです。直径35mmのハンドルとその角のカーブやウインドウ(ハンドルと球体の間の空間)の広さ、リフティングした際のベルの重量バランスが大変良いのでこのベルは競技会では引っ張りだこなのです。

私は8年間ずっとスポーツベルのリサーチを続け、なかなか良いベルに出会えず、それならなんとか自分で自分の気に入ったベルを作りたいと考えてオリジナルベルを作りましたが今一つ気に入らず、また作り直して・・・・を数年間繰り返しました。数年間大変な時間とエネルギーと費用がかかりました。日本の工場でもNazoベルを作りました。Nazoベル製作には3年間かかりました。これは世界チャンピオンのデニスも素晴らしいと言ってくれたものの、しかしあまりにも制作費がかかりすぎ、販売価格がめちゃくちゃ高くなってしまう。JWからは”KBのフェラーリだよ”と笑われました。超高級ベルを売るつもりはなかったのでNazoベルを断念。そんな試行錯誤を繰り返し、その暁にようやっとKKingsのベルと出会えたのです。

KKingsも最高のベルを作ることに情熱をかけていました。だから出来上がったベルは完成度が高いので細かな箇所も含め全ての部位において特許を取っています。それだけ品質に自信を持っているということです。日本の皆様にも自信を持ってお勧めします。 もし最初に購入されるのであれば、大人の男性なら16kg,女性なら10kgか12kgをお勧めします。その次は男性16kg x 2個、女性なら2個目は12kgか14kgをお勧めします。KBスポーツを真剣に学びたい方はできれば”男性16kg x 2, 女性8kg x 2個”をお勧めします。

購入された方へのアドバイス
ハンドルのケア
競技用のスポーツベルのハンドルは基本的に無塗装です。そしてKKingsの新しいベルのハンドルは磨かれているためツルリとしています。挨拶代わりに初めにベルにすることは、このハンドルにヤスリをかけてあげることです。スチールの粉が飛ぶのでベランダとか屋外で行われるのが良いでしょう。ハンドルの角の、特に内側の部分もしっかりヤスリがけしてあげてください。ヤスリをかける理由はいつくかあります。
1:粉チョークをつき易くするため
2:ハンドルが滑りにくくなるため手の皮膚にしっくりくる=スナッチやスイング時、ベルの動きをコントロールをし易い。
3:ヤスリをかけるとハンドル表面に無数の傷がつきます。その傷の中に汗やチョークの微粒子が入り込む=わずかだけど汗を吸収してくれるのと、その汗とチョークの微粒子が混ざり使用するごとにハンドルが滑りにくくなってくる。その結果上の2番の解説につながります。
*余談ですが、何年間も無使用のベルのハンドルは錆びてきます。その場合もしっかりヤスリをかければOKです。(でも錆びさせないよういつも使ってあげて下さい)
チョークがけ  
ヤスリがけが終わってツルツル感がなくなったら、今度はマグネシウム(粉チョーク)を、せめて最初のトレーニングの数回分くらいはしっかりとつけてください。初めのうちはリキッドではなく粉チョークをお勧めします。 粉チョークのつけ方は千差万別色々あるので一口に”これが一番”と言いにくいです。が、あえて言えば ①チョークを付ける際スプレー水はつけすぎない。スプレ−1回ほんの僅か噴射する程度か全く水なしで付ける方がたくさん湿らせるより、リフティング中チョークのつきは長持ちします。
②始めにベルを手でうんと擦って摩擦で温めると粉チョークが綺麗につき易くスナッチ10分やってもチョークが落ちにくいです。

塗装について
カラフルなスポーツベルは、使用を繰り返せば必ずいつか塗装が剥げてきます。トレーニングの道具としての純鉄のケトルは電工塗装のカチオン塗装で、これは大変に強く剥がれにくくしかも割安に塗装が可能です。 しかしカチオンは黒色しか塗装できません。なのでカチオン塗装できないカラフルなスポーツベルの塗装は高額でしかも剥がれ易いのです。これはどのブランドのベルも同じです。


Photo credit: Texas Kettlebell Academy

写真は私たちの友達アーロンの経営するテキサス・ケトルベル・アカデミーにあるKKingsベルです。使い込まれてロシアのケトルベルジムにあるベルみたいでです。 KBスポーツはベル同士をぶつけ合うムーヴメントをするので、塗装は剥げるということを予めご了承ください。塗装が剥がれてきたら、それだけ練習を重ねてきた証拠だと思ってください。 昔から言ってきましたが、私は何千回も何万回もリフトされ続けてテキサス・アカデミーの写真のようになったベルの方が新品より好きで愛着がわきます。クールだとも思います。

ケトルは一度買えばたいがい一生持ちます。コンクリートの地面に落としたなどといったような事故さえなければ壊れることは殆どありません。なので最初に買うときは慎重に、最良のベルを選んでください。
そして買ったらあとはひたすらガンガン練習してください!

東京ではOKC Tokyo Sawa Gymで実際にKKingsベルをトライでき、また直接ご購入も可能です。
KKingsベル販売やOKCTokyoジムに関するお問い合わせは 090-8559-5868 (サワジム)まで。
OKC Tokyo Sawa Gym ウェブサイト(←クリック)



ちなみにKBリフターとして技術やフォームの向上を図りたい方や練習方法がわからない方のために、オンライントレーニングの指導も承っています。オンラインご希望の方は nazo@okcjapan.com までご連絡ください。 11月24-25に開催のジャパン・チャンピオンシップ参加ご希望の方のための、ジャパン大会までの集中オンライントレーニングもお申し込み可能です。
私のプロフィールはこちら(←クリック)をご覧ください。

鉄球入魂!