ちょっと車のお話・・・・

忙しい忙しいと言っている間、ブログをサボってしまいました。すみません。

今日のブログのカテゴリーは”日記”です。という事はケトルとはあまり関係のない話。
私のKBクラスの生徒さんで実業家のアレッサンドロという人がいます。 私のケトル親友ジェニファーの40年来の幼なじみです。
今日のクラスの後私は外出予定でしたが、私は車を持ってないのでいつもはUberという一般車をタクシー的に利用するサービスを利用してます。が、今日はアレッサンドロが私を彼の車で目的地まで送ってくれました。その車が”単なる車じゃなかった”んです!!! 今日はこの車のお話です。

私は昔、車と運転が大好きでした。好きが高じて競技車両免許を取り富士スピードウェイでレースなんぞやっていました。でもNYマンハッタンに13年住んでた時は車持ってたけどほとんど運転する必要なしで、カリフォルニアでは車を持っていません。しかし今日の車は、私にクルマと言う概念をひっくり返す驚きのコンセプトのもので、数年ぶりに「こ、、、、これはもしもお金があったら絶対買いたい!!このクルマ毎日運転したい!」と思わせてくれました。 カリフォルニアは私のほぼ地元の会社”テスラモーターズ社”の電気自動車テスラS(←クリック)です。まず次の動画の45秒目からの数秒をみてください。

動画の45秒目くらいからテスラに乗った家族のお子様たちが「5−4−3−2−1」とカウントをしてお父さんがアクセルを踏んだ瞬間にすごいGがかかってシートに体がグンっと引っ張られます。この体験を私も今日しました。赤信号で停まってた時アレッサンドロが「信号が青になる前に頭をヘッドレストにしっかりつけておきなさい」と言いました。 青信号になってアクセルオンした瞬間私の体はものすごいGを体感。頭をヘッドレストに押し付けてなければガクンとムチウチになりそうな勢い! ジェットコースターで上からものすごい勢いでガーッと下がって今度はその勢いでまた上にガーッと上がって行く時の”すごい勢いで上に上がる時の引っ張られ感”がまさにそれです。このクルマに対する前知識も予想もなかったので、アクセルオンされた時は突然胃がぎゅーっと絞られるような感じ。これと同じ感覚は昔小型機のアクロバット飛行を体験した時と似てました。聞くとこのクルマ、0→100km/h=3秒以内だそう! F1車より速い!!!  そして電気自動車だから音や振動がなくいきなりワープするような感覚です。フェラーリとかJWやデニスが好きなダッジ・チャレンジャーとかはあの「ドドドドド・・・・」というエンジンオンや排気音が五臓六腑に響いてたまらないというのも分かりますが、テスラは「走るiPhone」と言われるOS時代のハイテク車でこれはこれで超洗練されてます。そしてコンセプトは「フェラーリより速くポルシェより安い」と言う通り、マジでF1車やマクラーレンより速いんです! この車テスラの一番新し目の試乗動画がありました。

 車の操作は全てコンソールパネルの真ん中にドカンと存在する17インチ(ノートパソコン級の大きさ)のタッチパネルで行います。 ドアの取っ手もなくてどうやってドア開けるのかしらと思ったら、ドアに近ずいたら取っ手がシューっとドアから浮き出てきました。笑 自動運転モードでは両手両足離しても車は勝手にカーブや坂道も走って行きます。方向指示器のボタンを押せばハンドルが一人で回転してアクセルは勝手にスローダウンして自動で車線変更などしてくれるしバック駐車もハンドルやアクセルに触らずも勝手にやってくれます。シフトやギアもなし。なんか怖いです。毎日何時間も運転しても電気代は月々4000円程度だそう!!ガソリン車の何倍も安いです。 価格は人気モデルはポルシェより安いのですが(500万円以内からあるらしい)アレッサンドロのは一番高級モデルに色々つけたのでなんと1400万円で(ギョ〜!)でも、電気車は政府が”環境保護に協力している”として200万円ほどサポートしてくれるそうなので1200万円ほどで買えたなどと言ってました。 実業家の彼は「これより高い車とかも購入可能だが、このテスラ以外に他の車はもう全然欲しいと思わなくなった。」と言ってました。  タッチパネルのボタンには、普通の走行用ボタンとLudicrousと言う名のボタンがありますが、この意味とは馬鹿げているといった言う意味で(考えられないほど速い、という意味なのだろう)こんな言葉を使うのもユニークで、全てがLudicrousな印象の超高速車でした。この車を造った人はイーロン・マスクというハイテクの天才実業家ですが、かれは現代世界に最も影響を与えた100人の一人に選ばれています。「成功を求めるなら批判を喜んで受け入れ、人真似はせず、何もないところから動機と軌道を作り上げ0からアイデアを実現させて行きなさい」というイーロン。 私が世界で最も尊敬し憧れる人の一人、リチャード・ブランソンも、そういえば似たようなことを言っていました。・・・・と思ったら、偶然この二人の解説が出ているとあるブログを発見。(←クリック)

私の住む街はシリコンバレーのアップル社やグーグル本社も近く、とにかくハイテクITの天才がたくさんいます。イーロンさんもその一人なのでしょう。
今日は、何の前知識もなく乗った車があまりに速くあまりに衝撃的だったので、思わずここに書かずにいられませんんでした。私は以前車好きの知り合いが結構いたので、フェラーリとかロータスとか、かなりいろんなスーパーカーに試乗経験がありますが、テスラはそのどれよりも全然強力な加速力と感じました。次回はアレッサンドロの車を運転させてもらうことになりました。 超楽しみです!!!

さて、今日の最後はOKCジムの動画更新です。
JWとジムの若手医学生アクセル君の二人が作ったサンドバッグのトライアル。ハンドメイドサンドバッグ用の袋にホームセンターで買った砂を入れ、113.4kgのサンドバッグを作りました。 重くて私にはびくともしません。 まあ、毎回新しいToy(玩具)を入手すると男性陣は皆んな子供に返ります。本当に楽しそうですね。笑

来月のKETA資格コース、大変貴重なコースですのでKBインストラクターを目指している方はお見逃しなく!!
詳細は数回前のこのブログからお読みください。