超・お疲れの3日間

OKCは今年7月、ジェイソン・ドルビーを新たにメンバーに迎え、ジャパンツアーを行います!!! ケトルベルと日本初のインディアンクラブのワークショップは東京、山口そして今回初めて大阪でも開催。 会場は世界最大規模のフィットネスクラブ、GOLD'S GYMです!!! 初心者から上級者まで、皆様のご参加をお待ちしています。 イベントの詳細とお問い合わせ、お申し込みはこちらから。←クリック

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なんとも疲れた3日間であった。

毎年この時期、私の関係する団体が国際フードフェスティバルを開催する。私は5年前からこのイベントに参加しているが、ここ数年は日本コーナーの担当を任されている。 食のコーナーでは日本食を提供し、イベントコーナーでは日本のおりがみ指導や着物や和食器などをディスプレイしたり販売したり。


1〜2ヶ月前から地域の日本人達に呼びかけ何度もミーティング。11時から4時半までのイベントのボランティアのシフト表作り、各自が何をどれだけ作って持参するかなどを決める。数日前からは会場の飾りつけと準備。当日は皆早朝から巻き寿司や枝豆などを、一人20人分くらい作って持参。 私は数年前に持参したつくねが好評で、以来毎年つくねを4〜700個と、ベジタリアン用の巻き寿司を20人分作っている。つくね700個作るのに鳥ひき肉3kg以上使い6時間位掛かる。 又、寿司は毎年最も好評なメニューなので、日本人達は前日から作り置きができない為当日朝4時位から起きて作る。 それでも日本食は大変な人気なので毎年必ず日本食コーナーが一番先に全て売り切れ、店仕舞い状態となる。 今年は例年以上に持ち寄ったにも拘らず、なんと2時間で全て売切れてしまった!! 恐るべし日本食!!!(笑) 一昨年前私はお好み焼き、去年は焼きそばの実演販売をし、今年は、、、、単なる売り子(笑)。他の国のコーナーではレストランのオーナーなどが自分の店の自慢メニューを提供したり、又、東南アジアの国からは毎年恒例の”子豚の丸焼き”も登場する。
写真は頭以外は既に全部食べつくされてしまった哀れな”子豚”ちゃん。。。。。。 なむ〜



しかし疲れた原因はこれだけではなかった。
3日前、各国の代表者と最終打ち合わせをカフェレストランで行った。 マクドナルドのようにトレーに数人分のコーヒーや水と共に自分の財布を乗せて打ち合わせのテーブルに戻り会議を始めた。その時に仲間の一人が誤まってトレーに残っていたナプキンや使い捨てスプーンなどと共に私の財布をゴミ箱に捨ててしまったのである!! その時私を含め誰もその事実に気づかなかった、
一日車で移動し、バスやタクシーに乗らなかったので財布は使わず、夜帰宅して財布がない事に気づき、慌ててクレジット会社や銀行に電話して24時間カードを使用禁止にしてもらった。こんな事は初めてである。

そこへ仲間から携帯に「若しかして私あなたの財布をカフェで捨ててしまった気がする、、、」とメッセージが。 マジッ!?!?
そこからは大変であった。 既に閉店していたカフェの入っているビルの管理会社を探し出し、ビルの警備員と連絡を取り、免許証不携帯で車を運転しカフェへ行き警備員にビルを開けてもらい、カフェの一日分のゴミの山を崩し、ごみ袋を一つ一つ開けて小さな財布を捜す作業が始まった。 特大ゴミ袋は何十個もある。夜8時を過ぎ、薄暗いビルの谷間のごみ置き場でゴム手袋をはめ”ゴミ漁り”をする私。。。。

そこへJWから電話が入る。「今取り込み中で話せない」と言うと「大丈夫か? 無事なのか?」と何度も聞かれた。 財布を見つけることで精一杯で説明する余裕はなかった。 多分3回位ドブネズミを触った。 レストランだから全て生ゴミ。悪臭と嘔吐感と薄暗いゴミ置き場の恐怖感と戦いながら1時間以上、たった一人でゴミをあさりまくった。多分30個位特大ゴミ袋を開け、「泣いて財布が見つかるならいくらでも泣いてやる!」と狂いそうになった時、トマトソースのパスタと食べかけのピザの間から自分の財布を発見!!! 嬉しくて凄い声で叫んでしまった。このゴミの山のどこかに絶対あると信じていたが、本当に見つかるとは!!。 殆ど奇跡である!

私は昔から財布は得意の裁縫で手作りしている。3〜4年に1回新しく作り直すが今の財布は6代目位。手作りだから布製。なので、財布は見事にトマトソースや得体の知れぬ液体が中のお札やカード類までしみ込み、生ゴミにまみれていた。 そして私自身もいつの間にか生ゴミにまみれていた。 自宅に戻り、お札やカードを一枚一枚洗って干した。 財布は・・・今度は私自身の手で”生ゴミ”として家のゴミ箱に葬られた。

夜中近く、ジェイソン・ドルビーから「JWが心配してるが何かあったのか?」と連絡が入る。そこで2人同時に携帯メッセージを送り事情を説明した。 2人とも「オーマイガーッッッッ!! それは大変な目にあったねー!!」と慰めてくれる。確かにこんな体験は生まれて初めてである。 1時間以上もレストランの生ゴミを漁るなんて、、、、。 でも、絶対に諦めなかったから見つかったのだ! 財布にはクレジットカードや銀行カード等の他に米国、日本そしてイギリス(EU)の運転免許証も入っていた。 これらの再発行は容易ではない。だから見つかるまで絶対家には帰れないと思った。
しかし、疲れた。 又、重い生ゴミの山からゴミ袋を下ろし、最後に又それを山に積み上げる作業は重労働で、まるでサンドバッグトレーニングさながらであった(笑)

今日イベントが終わり、タンザニアボリビアやモロッコウルグアイ等の食べ物そして私のつくねをハイディの家に差し入れに行ったが
私の話しを聞いて「気分が悪くて食欲なくなっちゃったわよ!」と怒られた。 ははは、、、
しっかし、3日間で疲れ果てました・・・・・トホホ・・・

ナゾ