みんなどんどん強くなってる!

ジャパンイベントが近づきどんどん多忙になってきました。
でも、今から暫くはできる限り毎日ブログを更新したいと思います。近いうちにスゴイお知らせがありますので、沢山のケトラーさんたちに見て頂きたいのです。訪日イベント間近から訪日中はなかなかブログ更新の時間が無いので、今のうちに沢山書きますので皆様できればここ暫くは毎日このブログをチェックしてみて下さい。

私はKBスポーツの世界にどっぷり浸かっていますが、ここ数年男性も女性もリフター達は本当に強くなってきたと実感します。どんなスポーツでもそうですが、記録というものは毎年どんどん更新され塗り替えられて行きます。ほんの4〜5年前にはGS業界で「女性の24kgベルリフティングは危険だからやるべきではない」みたいな議論が炸裂しました。当時は女性が16kgベルでMS(マスターオブスポーツ)タイトルを獲得できた頃です。2007年、アメリカのサンディエゴでIGSF (International Girevoy Sport Federation) 主催の第15回インターナショナル・ギレヴォイ・スポーツ・チャンピオンシップが行われました。10ヶ国から87名が参加し、そこではローナ・クレイドマンが16kgベルを10分間155レップス、スナッチしてMSタイトルを獲得。その後は193レップスでMSインターナショナルクラス(MSICと同等)になりました。当時の女性スナッチ16kg世界記録は258レップスというデータがあります。今ではロシア以外では女性のバイアスロンとLC種目は大会必須種目で女性の24kgは全く珍しくなくなりました。

2日前の土曜、フィンランドで私の友人マルコ・スオミとその仲間の人達主催でユニークな競技会、スカンジナビアン・カップが行われました。上の動画は競技会開始から終了までのライブなので5時間以上の動画です。なので私も女性のダブルベルや知り合いの競技場面くらいしか観てません :-)
これはLC種目のみの大会で、男性は24kgか32kgベルのみ。女性は16kgか24kgのシングルベル又は16kgのダブルベルのみのエントリーです。デニス・ヴァシレフやラチンスキーなども参加し、LCだけのイベントなのに60名近くのイベントだったようです。知り合いのクリスという人がこのイベントに関連したブログを書いてますが、それによると、女性のダブルベルのエントリーは12名! トップ記録は93レップス!(16kgダブルLCです!)他5名の女性リフターがダブルで70レップス以上リフトしたそうです。スカンジナビアの国々ではGSはアメリカより早くから盛んで男女共にGSレベルはとても高いです。
クリスのブログ記事(英語)はこちら

GSの記録もどんどん更新され、いつかは日本でも男性が32kgで競技するのが珍しくなくなったり、女性の24kgベルやダブルベルの競技者が出てくるようになったら素晴らしいなと思います。
スカンジナビアには素晴らしいリフターが多いけど、アメリカもここ数年レベルが急激に高くなってきています。

次の動画はもうすぐ私と同じ飛行機で日本に行くエイダ・ウォンちゃんのトレーニング風景。彼女も普段のトレーニングではダブルベル種目がバンバン入ってます。動画では24kgと28kgのベルでトレーニング。コーチのマイク・サレミがそばで「脚をつかえ!」「頑張れ!」と声を掛けてます。

そして次はエイダのコーチ、マイクサレミのトレーニング。彼は40kgダブルと44kgダブルベルでロングサイクルのヘビートレーニング。この動画では既に数セット終えたあとのものです。何故かリンクがここに貼れないのでこちら(⬅)をクリックして観て下さい。

ジャパンチャンピオンシップと資格コースのお申し込み締め切りが近づいてきました。参加ご希望の方は早急にお申し込み下さい。
www.okcjapan.com まで