仲間

カリ・オープンが終わって3週間、まだ写真編集に追われてます。

今回参加選手の中で10名ほどが私を写真家として雇ってくれました。
 OKCのオフィシャル・フォトグラファーとして朝から晩迄写真を撮りまくる間に私を雇ってくれたクライアントさんのリフティングやその間のちょっとした瞬間の写真を撮ります。写真はあとからフォトショップなどのいくつかのソフトを使ってアーティスティックに加工し、クライアントさんにはそれらをUSBドライブにダウンロードして郵送。今回だけでも全部の写真の容量は60GBくらいになっちゃって、今日は3TB(テラバイト)のHDD(ハードディスクドライブ)を買いに行きました。 写真加工(もうこの時点では編集作業ではなく加工作業なのだ!)は既に600枚くらいしました。つかれたよ〜〜ん。 写真はドルビーのトレーニング仲間のセルゲイ君。私のお気に入りの作品です。セルゲイ君は今回美人のお母様を連れてきました。彼はアメリカ育ちだけどロシア語もちゃんと出来るので、イベントではずっと通訳もしてくれました。そして彼のお母様はミシンとソロドフの通訳をしてくれました。 

さて、次の写真は私の作品ではなくて、カナダの友人エステラのボーイフレンド、ポール君の作品です。エステラは写真の中の赤いシャツの子です。(Photo. Courtesy of Paul Jeremy)

わたしはこの写真大好きです。これはカリ・オープンの最後に行われたリレーの時で、前回のブログでもちょっと書いたけど女の子達は全員ドルビーのオンラインの生徒さん。だからこのチーム名は“ドルビーズ・エンジェル(笑)”。自分の愛弟子達に頑張れよと暖かな声をかけるドルビーです。 彼に会った事がある人はみんな知ってますが、ドルビーは本当に素晴らしい指導者です。常に自分よりも人の事を先に考えます。だから彼の生徒さん達はドルビーの事を心から信頼し愛しています。(愛情を持っているという意味)イベント中も自分の事は全て犠牲にして働いてました。毎日夜8時くらい迄会場に残って床を掃除しゴミを片付け誰もやらない事を一人でやって帰ってました。JWはリーダータイプです。自分はゴミの片付けとかしないけどリーダーとしての責任をしっかり取る人です。今回、中国工場から送られたメダルがLA空港の税関で引っかかり、大会2日前になってもメダルが届いてなくて、担当していた私はもう泣きそうでした。JWは誰かが窮地に陥るような事があると体を張ってその人を助けようとしたり、全神経を集中させて問題解決に全力を尽くす人です。JWは大会前日、LA空港に電話し、空港内の税関のマネージャーを呼び出して交渉、数時間内に色んな法的書類や証明書等を文字通り走り回ってかき集め、LA空港の税関事務局まで車を走らせメダルを引き取りに行ってくれました。こういう時の彼の素早い判断力と行動力は凄いです。そして「JWが大変な時だから僕もなんでもするよ」といって空港迄一緒に行ってくれたのはデニスでした。 こうして段々と仲間が固まってきて、時間をかけて信頼や友情関係が出来上がってきました。 仲間達の間で目に見えない強い”何か”が産まれています。 私達のこの”何か”を感じ取ってくれていると思われる人がもう数人います。ケン・ブラックやカザフのゴンちゃんなどです。 又私が特に親しいのはエイダと香港のムクです。

私達は日本を特別な場所と位置づけています。特別というのは”特別に大事”という意味です。一番最初に日本に行った時から私もJWもKBを通して日本に愛着を持っています。 大切な場所だから大切な仲間達だけを連れて行きたいと思っています。いずれジュリエットも来るでしょう。来年はドルビーズ・エンジェルの一人、カナダのシンシアも私達と日本に行く予定。でも今年はまずデニス。ゴンちゃんも「新しい仕事7月に入らなければ必ず日本に行くよ」と言ってます。私は今2人の訪日ビザの準備を始めています。今年も中身の濃い、そして最高に楽しいひと時を日本で過ごせそうです。
そして8月は昨年に引き続きベイ・エリア競技会。日本からの参加もお待ちしています。

ジャパンイベントの受付が進んでいます。今年も沢山の方の参加をお待ちしています。 資格コースは7月5−6−7の3日間の予定です。
詳細はHPをご覧下さい。