ボロボロになるまでベルを離すな!

忙しい忙しいと言っているうちにもうあと2週間ほどで東京行きです。

もう毎日やる事が山の様。
皆様ジャパンチャンピオンシップ是非観に来て下さいませ。
11月28日金曜日の朝9時から4時頃まで有明スポーツセンターの大体育室で行っています。見学の方は無料ですが、体育館の中は土足厳禁なのでスリッパとか室内履きとかお持ち下さい。

さて、私達は相変わらずトレーニングも休まず行っています。 毎日どんなに忙しくてもリフティングシューズを履き、ベルトをしてプラットフォームの上に立てば、ベルを上げる事だけに集中します。デニス・ヴァシリエフが言ってました「競技会でプラットフォームに立ち、ベルを持ち上げたら死ぬ気で限界まで行く事。」と。 競技会まであと少し、まだ気合いが入っていない方は競技会までたった3週間なのだから、クリーンな食生活に変え、痩せる必要がある人は必死でダイエットをし「何が何でも目標達成してやる」という気合い、というより”覚悟”を決めて下さい。

今日のトレーニングでは、JWはユニークなプログラムをデニスから送られてきました。

 ダブルジャークのラダーで1分オン、1分オフ(休み)で16kgから32kgまでです。1分おきに・・・・・16kg➡18kg➡20kg➡22kg➡24kg➡26kg➡28kg➡30kg➡32kg➡30kg➡28kg➡26kg➡24kg➡22kg➡20kg➡18kg➡16kg とリフトします。全部で17セット、インターバルを入れると33分間のロングセットです。出だしは16kg〜20kgと、JWに取っては超軽い重量なのでさくさく上げてましたが、30kg過ぎて「まだ半分来てないのかよ!」と怒ります。後半の28〜26kgあたりから苦しそうになって来て最後はもう腕や手の甲まで汗だくになって必死で上げ、それでもセットを根性で完結させました。ただ上げれば良いというものではなく、ラック、2回のスクワット、そしてロックアウトやフィクセイションがきちっとしていなければ意味がありません。これは大変な耐久力強化トレーニングです。JWはこのあとスナッチのセットがありましたが、このジャークのセットのあとはもう暫く動けませんでした。このセット最後のJWの動画です。 音楽が妙にシチュエーションにマッチしてたりして・笑 
何故か動画がここに貼付け出来ないので、このリンクをコピペしてみて下さい。
http://youtu.be/86s9kH-vgvE

次の写真はこのセットが終わったあとのJW

私はいつも、トレーニングにはある種の危機感みたいなものが必要な気がしてます。「もうこのセットをミスったらあとはない」みたいな危機感が気合いを作る感じです。私も頑張らなければ。。。。
次のビデオは以前もここにアップしたかもしれませんが、私とトレーニングパートナーのジェニファーのセットで、ジェニファーは14kgベルのスイングスナッチ、私は16kgベルのLCエキストラクリーンで、2人とも12分間のセットを行っています。

 このビデオは最後の1〜2分間で、2人とももう限界を超えていてボロボロ状態。それでもJWの励ましと隣同士で励まし合いながら必死で2人ともふんばり、最後までベルを離しませんでした。 私達のトレーニングはいつもこんな感じです。
鉄球入魂 !