ほぼ復活

やっと、やっと、ようやっと風邪が完治したみたいです。

今年1月から今まで本当に忙しく、必死で突っ走ってきましたが、こちらもようやっと忙しさが先ずは一段落。
束の間のリラックス気分を味わっています。
とはいっても今年は1月にKB関連の大きな3つの”今年の目標”を作り、目標達成に向けて着々と頑張っております。 その目標にも関係してますが、3月から強化トレーニングを始めています。

今迄のトレーニングは競技の為のトレーニングで、トレ内容の強度(ハードさ)を 強、中、軽 に分け、1〜2日毎に2〜3回が”強”、2〜3回が中、2〜3回が軽で、その日の体調と時間の余裕次第で強度とトレ時間を調節。強の翌日はトレオフで、リカバリーにまわすこともあります。

”強”の時は約90〜130分、中では60〜90分、軽では45分ほどです。 強の時は、その日のテーマの本種目をドカンと280〜350レップス行い、(勿論セット間休息あり)、その後補助トレとしてKBバンプやプレスやデッドリフトなど、そしてランニングやバイク等です。 どの強度の日も関節運動と準備運動とスイングはほぼ必ず本種目トレの前に行います。怪我防止と、関節をほぐしておくのと心拍をある程度上げておくのが目的です。

”中”の時はケトルトレの他に自重トレや”上半身の日、腰周りの日、足の日”などに分けたトレ、そして苦手なバンプなどを嫌々やります(笑)。
”軽”の日は ランニングやインディアンクラブ、ストレッチなど軽くやる程度で、後はサウナ行ったり、ほとんどリカバリーが目的です。というか、忙しくてクタクタの日が”リカバリー”代わりの日になる事も、、、。

2月頃まではひじの怪我はほぼ治っているのに、精神的な恐怖感から、オーバーヘッドでの”ロックアウト恐怖症”みたいになってしまっていました。 3月になってやっと克服しつつあります。
そして、今月からトレーニング内容を見直して、今迄と違う方法でトレする事にしました。
まず、出張などもありとにかく時間的に毎日超多忙で、とても”強”の日の2時間以上のトレーニングをする余裕がなく、現在ボリューム的には毎回1時間の”中”で、その中で20分間の予備そして補助トレ、40分のヘビーリフティングと言う内容で、とにかくなるべく毎日行う。 60分と時間が短い分翌日にリカバリーの必要なく続けられるのがポイントです。

今迄トレーニングは毎回ジムに通ってやってましたが、そこまで行く往復の時間が無かったので、自宅マンションの中のジムに”引きこもりトレーニー”状態です。(笑)
始めは夕方帰宅後や朝やろうと思いましたが、この時間帯は込んでいるので、ケトルを振り回すのは迷惑なのと、必ず色々声を掛けられ邪魔が入ってしまうので止めました。 特に高齢の方はタイムセットやレップ数を数えている最中という事など知らないので、リフティングの途中でもガンガン話しかけてくるのです。 なので致し方なく、夜9時以降にトレする事もあります。こうしてでも毎日行う事が大事だからです。階下のジムへ行く余裕すらない時は自宅のリビングルームでやる時もあります。 こういう時はリキッドチョークの存在に感謝です。 粉チョークをリビングルームにばら撒く訳には行かないから。

今私が行っている強化トレーニングは、競技に出る為のものではなく、”ケトルベルリフティングの力”をアップさせる為のものです。このパターンであと数ヶ月続ける予定です。 私は下半身の力が弱いので、コーチをつけてパワーリフティングのトレーニングも取り入れて行きます。

ケトルベルを知る、技術を向上させる、KBリフティング力を高める、、、これら全ては、当たり前なのですが、とにかく挙げて挙げて挙げまくらなければ得る事は出来ません。 ”ケトルベルに近道なし”です。
そして、例えば40kgでプレスが余裕に出来る事が自慢の方が居たとします。 しかし、このようなパワーの持ち主でも、16kgで片手スイング10分休みなしで、、、と言われたら10分完走出来ない人の方が多いです。
JWは周知の怪力マンで、70kgKBでスナッチもできますが、彼のコーチから与えられたトレ内容の”準備トレ”で16kgスイング20分とあり、これには本当に苦しんでいました。体調によって出来ない日も多かったようです。

男性の方でKBトレを行う方にはまず16kgKBを所有していただきたいと思います。 16kgはケトルトレにあたり、多分最も重宝される重量だと思います。それはJWクラスのリフターにとってもです。
そして、あとはとにかく挙げまくる、振りまくる。これしかありません。
というわけで、今日もケトる私です。

明日はAKC=アメリカンケトルベルクラブ主催のロングサイクル・チャンピオンシップに、仲間の応援に行ってきます。子分のホルへとヴァネッサちゃんも出場です。 カナダの友人グループは何とトロントからバスで11 時間掛けてNYへやってきます。沢山の仲間が集合するので、賑やかな一日となりそうです。

Nazo