カナダとモンゴル

ブログをこまめに更新するのがなかなか難しい私です。
今夜はUFCのファイトを観たらもう興奮して仕事する気が無くなったので、まあちょっと落ち着こうと、、、、ブログを書きます。笑
それにしても今夜のUFCの試合はどの試合も流血に次ぐ流血・・・・オクタゴンの床は血飛沫だらけ。 次は8月1日のロンダちゃんの試合が見たいけど、、、、あうう、、、私はその放映時間東京でOKCJ資格コースの真っ最中ではないですか! ううう〜〜・・・・

怒涛のカナダから帰ると溜まっていたお仕事が待ち受けていました。 カナダは疲れたけど楽しかったです。カナダ全体はもちろん北米でも最大の90名以上の参加がありました。KBスポーツがどんどん大きくなっているのを実感。そして私は今回お手伝いに行くということでイベント主催者が私の旅費を出してくれたので、なるべく安く済むようにホテルは数日友人と部屋をシェア。そして残りはイベント主催者のジェニファーの家に泊まりました。ホテルの部屋をシェアした友達は、なんとアメリカ最初(2007年)のKBマスターオブ・スポーツ(MS)タイトル獲得者のキャサリン・アイムスです! 彼女はわりと毒舌家でオンラインでも結構過激に議論を交わしたり厳しい人というイメージを持つ人も多いのですが、彼女と過ごした数日間はメチャメチャ楽しかった!二人ともKBクレイジーなのでとにかく夜ベッドに入ってもずっとケトルの話を続けました。別れるときは辛かったーーー!泣  
そしてジェニファーは彼女の経営するジム”メイク・イット・ハプン”の上(階上)に住んでるんです。 ジムの入り口を出て階段数歩上がったら自分のうちだ! なんと便利な! そして家(とジム)の目の前は高級そうなクラブやおしゃれなバーやパブがズラ〜っと。彼女はよくこのクラブで踊って遅くに帰宅しても(何しろクラブの向かいに住んでるし)朝起きて階段降りれば仕事場(ジム)だからギリギリまで寝てられます。便利な生活ですなー。この日はロンドンから来た世界記録保持者のカタリーナ(ここのブログでも何度かビデオをアップしているストロングガール)と一緒にジェニファーの家に泊まりました。これまた楽しかったです。今まさに時の人となったデニスも今回招待されていたので、1日はデニスや仲間たちとみんなでジェニファーの家から20分くらいのところにある、かの有名なナイアガラの滝を見に行きました。 野性味あるワイルドな光景をデニスと想像して行ったんだけど、周りはまるでミニラスベガスみたいにゲーセンみたいなのとかアトラクション系施設が乱立しネオンぎらぎらでB級観光地化されていてこれにはもう超がっくりでした。 でも仲間たちとの時間は楽しかったです。 ちなみにカタリーナは本大会で飛び入り2回含め4回も競技にでました。そのうち一回は16kgダブルLCで103レップスをあげました。体重63kgクラスだから男性の63kgクラスの16kg LCランク1が88レップスだからそれをはるかに超えてることになります。女性強し、です。また本大会は女性リフターが90%近くもいました。女性たちのパワーがすごかったです。写真はカナダの仲間たちとキャサリン。前列中央のショートヘアーのジーンズ姿はホテルのルームメイト、キャサリン。彼女の後ろで一番背が高いの(後列中央)がジェニファーです。

2枚目の写真はカナダの仲間との食事会。私の向かいがジェニファー、その隣はデニスです。

さてさて、前々回のブログで続きを書くと言ったまましばらく経ってしまったわけですが、一応完結したいので続きを書きます。ケトルと柔術とハーラン君の話(←クリック)を書きましたが、今日はハーラン君にも出会ったパーティーの話を書きます。OKCNジムのお隣は有名なグレイシー柔術アカデミーですが、建物のオーナーデイブはグレイシーの主催コーチでもあり、たくさんの不動産を所有する実業家でもあります。時間があればJWの元でストレングスのパーソナルトレーニングを受けています。ハンサムで見た目もすっごくかっこいいデイブですが、彼が新居を建てたその新築祝いBBQ(バーベキュー)パーティーでは、たくさんのグレイシーの生徒さんたちから本当に尊敬を受けている人だと感じました。温かい心を持っていながらも強くてカリスマ性のある人はそう沢山いないと思うけど、この人はまさにそのタイプとJWも私も思いました。以前は日本人の奥様でしたが今はモンゴル人の奥様と暮らしています。この奥様と20歳くらいの娘さんがまた美人でセクシーしかもすごくいい人たちです。そしてパーティーは奥様の親族や友人たち、沢山のモンゴル人のお仲間がモンゴル式のパーティーフードを用意してくれました。

まず子羊肉(ラム)を丸ごと2頭買って、私たちがデイブの家に到着した時にはモンゴルのお兄さんたちが大きなナイフでラムを解体してました。ついで野菜はジャガイモ、玉ねぎ、人参のみ。これをざっくり大きめに切ります。 一方ではモンゴル式BBQセットでゴロゴロした石をカンカンに熱します。 業務用の超大型圧力鍋にラムと野菜と焼けた石を交互に入れて行きます。上の動画−1では肉や野菜を鍋に入れているところ。

2番目の動画は1番目の動画の後に出来上がったラムの圧力鍋を開けるところ。この圧力鍋は焼けた石を入れた後、BBQセットの焼け石と炭の上に乗せて焼きますが、この第一弾目はラムがところどころ生焼けっぽかったのでそれらを再び鍋に戻します。

1番目の動画は第1ラウンド目。鍋いっぱいに入れた食べ物はすぐにみんなのお腹に消えて行きました。笑  味付けは塩だけです。それでも十分美味しいです。そして3番目の動画は第2ラウンド目の鍋。これが第3ラウンドまで続きました。ものすごい量の食事です。このほかにデイブがBBQビーフまで焼いたのでとにかく大変な量の食べ物が揃いました。そしてこのモンゴルの人たちがみーーーーーーーーーんなすっごく暖かな人たちで、このうちの半分くらいの人は日本に住んでたとかで日本語ぺらぺら。「うちに遊びにおいで」「もっとモンゴル料理作ってあげるから食べにおいで」と、とにかくフレンドリーなすっごく良い人たちで私はすぐにこの人たちが大好きになりました。  そしてこの圧力鍋で作ったラムと野菜のダシがスープ状になり、それをJWと私に飲ませてくれましたが、もう一口で「なんかすごく精力つきそうな味!」笑。 プロテインいっぱいって感じの濃い味でした。結構美味しかったです。

私は料理が大好きなのでこのパーティーではモンゴル式のおもてなし料理に興味津々でした。お肉を沢山お土産にもらってお腹も気持ちもいっぱいになったデイブのパーティーでした。
最後に食事ついでにこの写真も。もしかしてブログでアップしたことあったかな、この写真。我が家のアパートの1階に住む友人が以前アパートの裏のポーチで友人たちとスペインの炊き込み御飯パエリヤとBBQパーティーをやってた時のもの。私はこんな大きなパエリヤの鍋(フライパン?)は初めて見ました。鍋だけでも8万円くらいするんだそうです。凄いですね。味見させてもらったけど、当然ながら美味しかったです。