ケトルベル・ジャパン代表チーム、シンガポールへ行きます!!!!

今回は、前回ちょろっと予告をした、今年最初のOKCJ大プロジェクトの発表です。

本家OKCの今年最初の大プロジェクトは来週ロシアからやってくる世界チャンピオンのデニス・ヴァシリエフを迎えてのトレーニングコースとLAでの“カリフォルニア・オープン・ケトルベル・チャンピオンシップ”の開催です。 私達スタッフは今その最終準備で大忙し。飛行機やホテルやレンタカーなどの予約、メダルや表彰状、会場等の準備、、、、。今回は皆気合いが入っています。


そして我らがOKCJの方は、代表チームがなななんとシンガポールの“アジア・ケトルベル・チャンピオンシップ2013”に出場する事になりました!!!!
参加者は私を含め7名。(右の写真の中の7名)なのでJWが「七人の侍」と命名、日本から“ジャパンチーム”としてシンガポールで、刀ならぬケトルを振り回してきます(笑)


日本では、KBスポーツをメインに指導やイベントを行っている団体はまだOKCJだけだと思いますが、日本以外のアジアの国々特に東南アジア諸国では今や大変な勢いでKBスポーツが普及しています。 スポーツベルを販売したいと言っていたOKCシンガポール・ヘッドコーチのイアンは「今ではあちこちでスポーツベル販売競争が行われ、競合が多過ぎて無理だ」と諦めたくらいです。質にこだわらなければ中国製のベルは同じアジア諸国で格安に入手出来る事も理由のひとつかもしれません。

アジアチャンピオンシップの主催者はハヤティーです。(写真はハヤティーと、彼女のコーチ、メルクリン

彼女はシンガポールアルファフィットというジムを経営。KBスポーツだけでなくクロスフィットやパワーリフティングなどにも力を入れてます。昨年のジャパンチャンピオンシップにはアルファフィットの仲間を連れて4名で参加してくれました。シンガポールではKBスポーツのナショナルチームがあり、世界チャンピオンのセルゲイ・メルクリンがチームのコーチを務めています。 (写真はハヤティーと彼女と一緒に働いているジェニファー。ジェニファーも日本の大会に参加した。この写真は香港競技会後皆で飲みに行った時のもの)

シンガポールのアジアチャンピオンシップは今年で2回目です。今回は定員50名という事でしたが、ロシアからメルクリンやルドネフなどのプロコーチ/選手達が6名参加、オーストラリアやタイなどの外国からのエントリーなどもあり、60名で満員御礼、、、、と言ったのに更に申し込みが殺到し結局74名のエントリーで「これがホントに限界」と閉め切りました。今では10人くらいがキャンセル待ちだそうです。米国でも、昨年IKFFナショナルチャンピオンシップが米国GS史上最大の180名でその次がWKCのワールドチャンピオンシップ(ジュリエットがMSタイトルを獲得した大会)で71名。米国では50名を超える大会はこの2大会以外まだ殆どありません。 実は驚いているのはハヤティー本人でした。「50人が目標だったけどまさかこれほど集まるとは!」と。 私はシンガポールには10代と20代の時に行ったきりです。他の皆さんもシンガポールは初めて、、、というか、内4名の方には初めての海外旅行です。しかも観光じゃなくて選手としての海外遠征です!なんてエキサイティングな話でしょう!! 今回この7名以外の仲間の方々も参加を検討されてましたが、諸処のご都合で諦められたので、その仲間の人達の分も含めOKCJ代表というより日本代表として頑張りたいです。(実際ハヤティー達は私達の事を”ジャパンチーム”と呼んでます) 七人の侍は全員OKCJインストラクターです。数名の方は現在もJWのオンライン・コーチングの元で昼間の仕事に追われながらも必死でトレーニングに励んでいます。

関西と成田から2グループで同じ飛行機でシンガポールに入り、全員同じホテルに宿泊、大会では私や他の仲間が審判も行います。そしてプラットフォームでは、世界チャンピオンのメルクリンやルドネフ達と一緒に戦うのです。私は6名の仲間がケトルでシンガポールまで行く事を決断した度胸と勇気に誇りを感じています。7名皆で色々と助け合っていてチームワークは最高だと思います。訪日イベントの時に私が毎回心がけている事は「JWとドルビーが日本の皆さんと心の繋がりが持てる様に最大の気を配ること」でしたが、今回はJWとドルビーは直接関わっていないので、“私個人と6名の仲間の、一つのチーム“という意識があります。7人で一つの大きな”生涯忘れない楽しい出来事“を作り上げたいなとワクワクしています。 シンガポールでは競技会の他に、IKSFAのトレーニングコースや7人でメルクリンとルドネフの2人のプライベート指導の予約もしました。7人でコーチ2人を2時間借り切ってしまうのです!! 5泊6日の旅はケトル三昧となりそうです。
そして、これは”最初で最後“なのではなく、この6名が”海外ケトル遠征“のパイオニア(先駆者)となり、そしてこの先この6名のあとに続く方々が少しづつ増えて行ってくれる事を願っています。 

余談ですが、シンガポール国際空港は何年も連続して”世界のベスト・エアポート”賞に輝く素晴らしくきれいな空港だそうです。屋上には写真のような庭園まであるそうです。

アジアチャンピオンシップは3月9日に開催されます。
ムクも来るので、シンガポールのイアンとムクが私達のお世話をしてくれる
そうなので心強いです。

七人の侍をどうか応援よろしくお願いします! 鉄球入魂!!

ナゾ