食べ物のお話

ミシガン州デトロイトで全力で戦った翌朝日本に向かい、9名の外国人勢のお世話と4つのイベントでやはり疲れが出たのでしょうか、3週間の旅を終えて帰宅した途端に発熱してしまいました。

2日半の高熱の後3日目にやっと起き上がりました。 この日はOKCヘッドコーチのマイク・サレミの実家へ伺う事になっていました。
咳も少し出るのでマスクをしてJWとサレミ家へ向かいます。 マスクをかけたらJWに「日本に戻ったような気になるよ」と笑われました。世界でもあんなに沢山マスクをかけた人が街中に居るのは日本だけだろうと皆言います。

さて、山の頂きの大邸宅が点在するエリアにサレミ邸はあります。サンフランシスコの街や湾が遠く眼下に広がり上を見れば星空が。 「ここは私の住む”下界”より天国に近いんだろーな・・・」などとぼんやり思ってしまいます。吸い込む空気の新鮮さも確実に違います。
サレミ家はイタリア人家族で、全員料理好き。初めてここを訪問した時はサレミパパがサーモンの料理を作って下さり、2回目の時はセビがスナックを作っていて家中にシナモンの香りが漂っていました。そして今回はマイクがディナーを作ってくれました。
サレミ家ではいつもお肉を動物(や鳥類)丸ごと買ってしまいます。羊や子羊、ブタやヤギや野鳥類、そして今回は牛1頭分を購入したので私達も分けてもらいに来たのです。お肉は全て自由放牧され無農薬の草を食べて育った動物のオーガニック肉に限ります。 鳥も養鶏所の囲いの中で動けずに無理矢理農薬つきの穀物を与えられた鶏とかでなく放し飼いの鳥の肉のみを食します。 マイクは大学院やあらゆる団体のワークショップなどで運動学と栄養学そしてその接点について研究をしています。なので自分のカラダの中に入るもの、影響する全てのものについてとても神経質です。食べ物だけでなく、脳や体内組織や感情そして当然ながら生活形態そのもの全てがその人の健康を左右する為、あらゆる角度から勉強しており私達も彼の豊富な情報から恩恵を受けています。
これがサレミ家のキッチン動画です。何故かここにアップ出来ないのでこちらをクリックして下さい。
大きいけど広すぎず、暖かでクリーンで機能的な素敵なキッチンです。何よりも大火力レンジが6つに電気グリルとダブルオーブンのプロ用ガスレンジが、料理好きの私には羨まし過ぎるものです! いいな〜〜! 写真ではマイクが一度に5つのレンジを使用して調理中。いいな〜〜〜〜〜〜〜!!!

ここで今日はマイクの手料理と、UFCとボクシング(パキアオが負けた!!!)観戦をして楽しいひと時を過ごしました。 マイク、ありがとう!!
ちなみに私達は25kg分の牛肉〜Tボーン、サーロイン、フランク、リブアイ等のステーキ用肉、オッソブッコ、ハラミそしてひき肉など3万円分を購入。
暫く楽しい肉食生活が送れます(喜)。 写真はうちの冷凍庫に収まった牛の肉そして数斤のパレオ・ブレッド(小麦粉を一切使用していないパン)です。

以前から何度か書いていますが、私は食いしんぼうなので日本に来ると「あ〜何食べても美味しいわ〜!!!」症候群が勃発し毎食これでもかと食べ過ぎてしまいます。なので、イベントの時にはいつもお腹ポンポコリン状態です(笑)今回はSportecの打ち上げでは皆さんと10名で私のお気に入りのチャイニーズ・レストランへ。 次は日本の参加者の皆さんも一緒にしゃぶしゃぶ食べ放題2回(しかも同じ店で、2回目には店長さんが色々サービスしてくれてご挨拶にまで来てくれました・笑) 18名で行った食べ放題はしっかり元を取ったと自負しとります。でもとっても楽しかったね!!! そして通訳疲れの一日は日本のお仲間だけで行ったもつ鍋も楽しかった! しゃぶしゃぶ屋の写真1番テーブル(笑)はマッスルチーム、2番テーブルはチューハイチーム、3番テーブルは「シンガポール良いとこ一度はおいで〜」チームです(笑)ハヤティーちゃんの笑顔が良いですねー。


食べ物と言えば、まあ、JW&ジェイソンは悲しいかな、”質より量”派ですが(・・・って、私は量も質も、だが・笑)、やはりイアンやムクやエイダはアジア人だからか? けっこうお味にはこだわってました。 お腹が空くとJ&Jはもう何でも良いから一番近くの店に入ろうと言い、アジアン組は直ぐに本やネットで調べて「少し歩くけどあのレストランの方が美味そうだ」と言います。エイダも訪日前に下調べした六本木のお寿司屋さんにどうしても行きたいと言い、電話予約だけ私に頼んで一人で六本木まで行ってました。 まあ唯一“皆共通のお気に入り”と言えば、大森ゴールドジムそばのたい焼き屋さん、くりこ庵でした。 ジェイソンが”東京フィッシュワッフル”と名付けたたい焼きは、アンコよりチョコレートやクリーム味が仲間には人気で、シーズンメニューのストロベリー・チーズクリームたい焼きはみんな”東京フィッシュワッフル・デラックス”と呼んでプレミアム味だと大騒ぎしてました。写真はエイダちゃんと普通のたい焼きとチョコレート味のものです。

ジェイソンがこの“東京フィッシュワッフル”の動画リポートをしてムクがビデオに撮っています。ジェイソンが「季節限定ストロベリー・チーズ味だよ」と言って一口食べた所でいきなりがつんと一瞬大きな地震が!「ヤバい、地震だ!」というムクはカメラを持ったままジェイソンと早足で大森駅から地上に降りようとします。ジェイソンはたい焼きを食べながら避難。動画の最後でJWとイアンもたい焼きをかじりながらエスカレーターで地上へ降りる様はちょっと笑っちゃいます。 

外国人達が帰った後も私は同じホテルに2日ほど残って色々と後仕事をしてましたが、その時はホテルの支配人が、ホテル系列の割烹料理屋で作り立ての太巻きといなり寿司を部屋まで差し入れに来て下さいました。 作りたてのお稲荷さんを戴いたのは何年ぶりでしょう。感謝! そして一日はOKCJ仲間のさわちゃんとコリアンタウンでコリアンコスメ➡焼き肉コースのデラックスデートでした。美味しかったし楽しかった!!! 次回も是非デートして下さい!!

外国人勢が帰国した後は姉や父の家に数日滞在。そして「妹連れてくなら食べ放題じゃないとね・・・」という妹思いの姉が連れて行ってくれたのは穴場ホテルの中華のオーダーバイキング。フカヒレや北京ダックなど60種もの中華メニューが食べ放題しかもオーダーしてから作るので作り立てが食べれ、これはお勧めです! このサイトにこのバイキングの全メニューが書いてあった! このサービスは来年1月下旬頃までみたいです。で、私は家族5人で行きましたがここでもまたしても店長が出て来て、あまりにもよく食べる私(と姉もだ!)に「ラストオーダーの時間なので、念のため杏仁豆腐を多めに置いてきますね」と私と姉の前にこんなに杏仁豆腐とタピオカココナッツミルクも4杯も置いて行ってくれました。いくらなんでもそんなには・・・・・(と言いつつ完食する姉妹だ!) この日私達は5名で20皿以上頼みましたが、一皿にそれなりの量がある為、2人でデートとかだと数品目でお腹いっぱいになります。ので、ここはなるべく4〜5人とかのグループで行くと皆で少しずつ沢山のメニューを楽しめます。お味もかなり美味しいです。

一日は家族で昨年他界した母のお参りに行きましたが、白金のお寺参りの帰路、運転していた私に父がいきなり「喜多方ラーメンが食べたい!そこを左折してくれ!!」と。慌ててハンドルを切った私は汐留シティーセンターとかいうビル内の喜多方ラーメン屋で、、、、お腹はさして空いていなかったにもかかわらずネギラーメンを残らず食べ尽す。

私の姉は、彼と2人で週末毎に北海道から沖縄まで飛んで美味しいものを探し歩いているらしいので、食べる量はともかくかなりの食い道楽人生を歩んでいるらしいと判明。(くくぅ〜〜〜、いいな〜〜〜!)その彼と父と3人で行った神田の”江戸っ子寿司”は、彼曰く「この値段でこの味はかなり◎」だそうです。年に1〜2回の帰国時くらいしかお寿司を食べれない私には泣けるほど美味しく感じました。(回転寿しの支店もあるそうですがやはりカウンター席のお店が◎みたいです)

更に姉の近所の、お台場は“ダイバーシティー”とかいう所では、家族で串揚げ食べ放題に挑戦(こればっか!・笑)なんでも全国チェーン店のようで、これは次回外国人勢を連れて行きたいと思います。 揚げ物はそう頻繁に食べれませんがたまに食べると、そして自分たちで揚げながらワイワイ食べるのは楽しいです。

日本最終日、羽田空港に家族揃って見送ってくれた御礼に今度は私が家族にごちそうしました。羽田の国際線ターミナルはこんなにきれいになってたんですね。フュージョン和風って感じでしょうか? ここで家族が選んだ店は和食のお店、百膳。私のおごりだから皆ちょい遠慮してカフェやラーメン屋さんとか選ぶと思ったのに、、、、。あくまでも食べ物に遠慮と妥協の無い家族だ!


 
姉の家ではお歳暮やら何やらで山形のラフランス洋梨や柿やケーキやらいっぱいあり、朝や昼は手料理を作ってもらい、父の家では父が出してくれた”納豆の卵掛けご飯”に郷愁を感じ、又父の好物料理を色々作ったりしました。 今回は食べ物にはとても充実した訪日となり、帰国したら牛25kg分の肉がお待ちかねで、これから又私の料理写真集が増えそうです。(いつも自分の料理の写真を撮ってます)

ぜんぜん関係ないけど、ダイバー・シティーに巨大なガンダムが立ってた(建ってた?)。昼は大きさだけに驚いたけど夜行ったらきれいにライトアップされてました。