アーノルドフェスティバル出発前夜

明日はアーノルドフェスティバルに参加の為オハイオ州コロンバスに飛ぶ。

参加、といっても実は今回私はケトルベルチャンピオンシップでは競技を行わない事にした。
前回の競技会で故障した肘の怪我は治ったものの、リハビリを担当してくれたフィジカルセラピストから「KBリフティングは出来るが全出力をかけてで10分間競技するのはまだ危険」という事で、この先数ヶ月以内に非常に大事なKBイベントを控え、今回は大事をとってプラットフォームに立たない事にした。(プラットフォームとは、競技者が一人ずつ決められた枠のスペース内で競技をする競技台のような物、ウエイトリフティングでも同様)

競技には出ないがイベントには参加する。
今回のKB競技会は、スティーブ・コッターのIKFFが主催であり、私はスタッフとして大会前日会場設置準備から、大会中の”小間使い”そして後片付けまでを手伝う。

又、競技者数人から写真家として雇われたので、彼らの出番をチェックして写真を撮らねばならない。 その為という訳ではないが、先日ついにニコン一眼レフカメラを購入した。 明日飛行機の中で分厚いマニュアル本を読んで勉強しなくては!

アイアンマンジャパン誌からも取材を頼まれたので、私はアーノルド開催中”カメラ小僧”となってあちこちでパパラッチだ・笑 。 私の取材記事は多分5〜6月号に掲載されるかと思う。
WKC/AKCが作った新しいKBスポーツ、”ケトルベル・ストロングマン/ウーマン・スポーツ”のこけら落し競技会も取材。 そして勿論IKFFのKB競技会も当然取材。
前回のブログで書いた神田知子ちゃんも取材のお仕事でお忙しそうだが、互いの仕事の合間に会おうねと話している。

他、幾つか仕事で会わねばならない人達との会合など、予定はかなり詰まっている。

KB競技会では私やJWやジェイソン・ドルビーなどOKC幹部は今回全員競技を行わないが、OKCメンバーが何人か競技を行い、私達はこれを「チームOKC」と呼んで彼らの出番にはコーチとして応援する。
私にはNYで2人、大変に大切にしている生徒が2人居る。 2人ともジムのトレーナーで20代だ。パワーリフティング大会では2人とも優勝経験ありだが、KB競技会は今回初めて。 OKCワークショップにも参加し一生懸命トレーニングしてきた。 ホルへ君とバネッサちゃん。 彼らの家で勉強会をし、一緒にトレーニングし、遊びにも行き、私にとって弟や妹みたいな存在。可愛くてしょうがないこの後輩達の出場に、本人達よりドキドキしている私である。

(写真は247kgをデッドリフトするホルへ。まだ行けるぞ! そしてケトルの上に片足で乗るバネッサ。)
一方JWもチームOKCを引き連れてくる。 こちらはガールズチームだ。 ほぼ全員初出場。彼女達とは大会2日前に一緒にスパに行こうと誘われている。

今日は何人かのKB関係者や友人達から”お誘い”を受けた。
海外からの参加者は、海外からオハイオ行きの直行便が無いので多くの人がニューヨーク経由でやってくる。
せっかくニューヨークに一旦止まるならここで1〜2日観光してからオハイオ州に入ろうという人が結構いる為。
外国に住んでいるわけではないが、AKCのフェドレンコも今日NYに入ってきて遊んでいる。 彼はKBを”職業”にする前、暫くニューヨークに住んでいた。

こうして、出発前からもうお祭り気分で興奮気味の私である。自分が競技しないのですっかりパーティー気分なのだ!! 。。。ヒヒヒ。。。

ナゾ