堪忍袋の緒は何処まで切れずにいられるか

突然ですが、先日とあるサイト上で、ケトル仲間の破戒僧さんを発見!!


早速本人にこの写真をメールしようと思ったけど、彼には何故か写真がメールで送れない。なのでここで見せちゃいます。 勿論ご本人ではないのだけれど、この写真、私にはどうしても破戒僧さんに見えて仕方ありません。しかし、この写真のお兄さんのジーンズの下がピンクのパンツかどうかは分かりませんが、、、ハハハ。。。。


3日前の話。 私は来月の防府ワークショップの為に英語と日本語の小冊子2冊を作成した。

英語版は14ページ、日本語は11ページである。パソコンで原稿を作り、自宅のプリンターで各10数冊ずつ印刷するには時間が掛かるのと、一応ちゃんとした本の様にしたいと大手の印刷屋に原稿を持っていった。
通常このチェーン店ではその場ですぐ印刷して渡してくれるが、何故かこの支店では「明日夕方取りに来て」と言われる。その場でパパっと印刷してもらいその場で日本へ送る予定だったので(郵便サービスも行う)〜不満だったがしょうがなく翌日再び印刷屋へ行った。

印刷屋で出来上がったパンフ2部を確認すると、日英どちらのパンフも逆さまのページが数ページ。これじゃ行けんとやり直しを頼み昨日再び印刷屋へ。 すると今度は日本語1ページ、英語版は4ページも抜けている。「又しても!」と苦情を言うと店員のオバハンは謝りもせづ「じゃこれは使い物にならないんだね」と言いその場で25冊強をバサッとゴミ箱へ投げ捨てる。 私はこの話を携帯殿と破戒僧さんにメールで書いて、>>>GSでは持久力と耐久力が鍛えられますが、NYの日常生活は忍耐力との勝負です。<<<と言ったが、この国で高血圧にならずに長生きするには忍耐力だけじゃなく「世の中適当でいいのよ」という怠慢な性格に変えないとダメかもと思う。

さて今朝この印刷屋から電話があり「中国語の方は11ページとお宅は言ったそうだけどここには10ページしかありませんね」と言われ、「なにぃ!?」と思いながらも指示にそって原本をメールで送りその後2度電話で確認のやり取りをし今日三たび印刷屋へ。おおおーーー、あれだけ電話で細かくやり取りしておきながら英語はまだ2ページ抜けたまま、"中国語"、、、じゃなくて日本語の方は今度は"店のパソコンが古くて" メールで送った原稿のレイアウトがずれていて、挿入写真が文字の上にかぶさってしまい文章が読めない。挙句の果てには英文のオリジナル原稿を紛失してしまう始末だ。 あまりにひどいので店の責任者を呼んでもらい事情を話すと合計約2万円の印刷代を9千円にしてくれた。 しかし私は今日ここに3時間もいて、店員と付きっ切りでレイアウトを直し印刷の確認をした。 ちなみに今日、印刷屋の受付担当者はなんと”ろうあ者”であった。言語を発する事が出来ないから、会話は全て"筆談"で行わねばならない。「〜〜だからこのページとこのページが足りなくて、、、」と一いち紙に書いての会話である。 もうここまで来るとこの3日間でコメディー映画一本できそうだった。 印刷屋に居た3時間の内の2時間はジムにいる筈であった。又”ろうあ君”のお陰で受付は列が出来、私以外の人も1時間以上待っていた。印刷屋の隣がスタバだったので、私や受付を待つ人達は「僕の場所取って置いてね」と頼んで交代でコーヒーを買ってきて飲みながら”ろうあ君”の対応を並んで待つ。皆イラつき怒っていたが、”ろうあ君”相手に怒鳴る訳に行かない。

こういう事態にぶつかる度に私は、日本のサービスは天国だったな〜とつくづく思う。 店員のぞんざいな態度や仕事に対する集中力や責任感の無さは、当然彼らの性格もあろうが、一概に責められない。こういう人達の多くは教育を受けてない親元で、教育をまともに受けられずに育ち、雇い側も接客教育などより一円でもくすねられぬ様目を光らせる事に必死である。 国全体で見ればまだまだ低所得者の多いこの国の大きな問題の一つである。 そしてその大きな問題の中の微小な出来事で堪忍袋の緒が切れる寸前の私であった。

不作品の日本語パンフ、あまりに出来が悪いので話のタネにこの欠陥品のパンフも混ぜて明日携帯殿へ数部送ります。他の方々にはイベント当日差し上げます。

ちなみに何故店頭の受け付け係りが”ろうあ者”だったのかはミステリーだ。

OKCワークショップ早期お申し込み割引締め切りは今週末です。
参加ご希望の方はお急ぎ下さいませ!!

ナゾ